家計簿歴35年の家計簿変遷◇家計簿のつけ方超入門

家計管理
家計管理をするために、家計簿をつけるのはとても有効です。
しかし、今まで家計簿をつけたことがない方にとっては、
「何から始めればいいかわからない」
「家計簿の種類が多すぎて、自分に合った家計簿がわからない」
など、お困りの方もいるかと思います。
私の家計簿は、35年の間に、「手書き」から「パソコン用ソフト」、そして現在はソフトと並行して、「ブラウザ版」と変化してきました。
今回は、私がこれまで使用してきた家計簿をご紹介しつつ、それぞれ、どんな方におススメなのかもお伝えできればと思います。ご自分に合った家計簿を見つけるヒントになれたらうれしいです。

ノートに手書き(小学生~大学生)

初めて家計簿をつけたのは、小学生のころ。「お小遣い帳」という名前でした。
親からもらったお小遣いの収支を記録するためにつけ始めました。
つけ始めるきっかけは、「お小遣いの使い道を全て把握する」という目的で、親からお小遣いをもらうための交換条件でした。
管理していた項目は、「日付」、「支出」、「目的」、「残り」のたった4つ
「日付」:お金を使った日付
「支出」:お金を使った金額
「目的」:何にお金を使ったのか(買ったもの)
「残り」:残ったお金
ステップ1 記入欄を作る
ノートに縦線を3本引いて、「日付」、「使ったお金」、「何を買った」、「残り」という欄を作ります。
ステップ2 家計簿をつける
お金を使ったら、家計簿をつけます。払ったお店ごとにつけていたと思います。
ステップ3 収支を確認する
毎月締め日(月末など)に、小遣い帳の「残り」のお金と、財布の中の「現金」が同じかどうか確認します。
ちなみに、使い道を全て把握できなかったら(月の収支が合わなかったら)、次月のお小遣いはもらえませんでした。(結構きびしい・・・)
手書き家計簿のメリット・デメリット
 メリット :ノート1冊から気軽に始められる
      :管理項目を自分で自由に決められる
 デメリット:計算が大変(母はソロバンを使ってました)
      :間違った時の修正が大変
手書き家計簿をおススメする方
・気軽に始めたい方
・パソコンがない方
・字を書くのが好き方

パソコンの家計簿ソフト(社会人~現在)

社会人になり、パソコンを使うようになったら、家計簿もパソコンで管理するようになりました。
無料の家計簿ソフト「うきうき家計簿」を使ってつけ始めました。
ステップ1 自宅にパソコンを用意
自宅にパソコンを用意します。自分専用のパソコンがあればベストですが、初めは家族共有でも大丈夫です。
ステップ2 パソコンに家計簿ソフトをインストールする
家計簿ソフトをインストールします。無料版で十分です。
ステップ3 家計簿をつける(管理項目を設定)
手書きの家計簿と違い、自分で管理項目を決めなくても、初期設定で管理項目(費目)が決まった状態で家計簿が出来上がっています。
しかし、初期設定の状態では項目が数が多すぎて、入力が大変な方は、項目を変更(編集)して、自分の使いやすい家計簿にカスタマイズしていってください。徐々にやるのがおススメです。
パソコン家計簿ソフトのメリット・デメリット
 メリット :集計を自動でやってくれる(自分で計算する必要がない)
      :間違った時の修正が簡単
      :現金以外に、電子マネーの管理もできる
      :銀行口座、クレジットカードの支払いも設定できる
 デメリット:パソコンを開かないと家計簿がつけられない
      :無料版はサポートが切れてしまう可能性がある
       (OSによってファイルが開かなくなってしまう可能性がある)
パソコンの家計簿ソフトをおススメする方

・パソコンを日常使いしている方
・現金以外の管理もしたい方
・字を書くのが面倒な方

 

ブラウザ版(試用中です)

長年、パソコンの家計簿ソフトを使っていますが、今年に入ってから、ブラウザ版の家計簿も併用して使っています。
理由は、今の家計簿は私が長い時間をかけて細かく複雑に管理してしまっているため、今、もし私が死んだら、残された家族(主に夫)に、この家計簿を引き継ぐのは不可能です。
もっと管理をシンプルにして、もし私がいなくても、夫が管理できる家計簿を作りたいと思ったからです。
使っているアプリは「マネーフォワードME」です。(無料版と有料版があります)
万が一の保険みたいな感じでつけているので、現在は無料でできる範囲でやっています。
ブラウザ版のメリット・デメリット
 メリット :銀行やクレジットカードを紐づけておくと、自動で入力してくれる
(自分で入力しなくても良い)
      :携帯にアプリをインストールしておくと、外出先など、パソコンがない状態でも家計簿入力ができたり、閲覧したりできる
 デメリット:無料版だと管理口座に制限がある

      :管理項目の変更等ができない(有料版ならできるソフトもある)
      :現金での支払いが多い人は、手入力が必要になるため、手間が他のソフトと変わらない
ブラウザ(アプリ)版をおススメする方
・とにかく入力する手間を省きたい方
・手書きやソフトでの家計簿が続かなかった方

まとめ

家計管理のために、家計簿を長く続けるコツは、
 ・家計簿をつける目的を明確にしておく
 ・自分に合った家計簿を見つける
 ・はじめはざっくり管理で十分
 ・頑張りすぎない
だと思います。
今回は、私の経験をもとに、自分に合った家計簿を見つけられたらうれしいです。
気負わず、マイペースで、コツコツ続けていきましょう。

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