「気が付いたらお金がなくて、いつまで経っても貯金できない。」
「将来のために家計管理を始めたいけど、やり方が分からない。」
「家計管理のために家計簿をつけてみたけど、続かなかった。」
貯金ができなくて困っている方、将来が不安な方、家計管理をやっているけどうまくいかない方。
家計管理で悩んでいる方、多いと思います。
今回は、家計管理超入門編として、自分が今毎月いくら使っているか把握できていない人向け、「家計管理、はじめの一歩」を私が実際にやっていた方法とともにお伝えしていきたいと思います。
やること1:手取り収入を把握する
直近のひと月分の収入を口座から引き出してください(百円以下切捨て)。
これで自分の手取り収入を把握できます。
やること2:手取り収入の2割を貯蓄として分ける
手取り収入の2割を「貯蓄」として分けます。
例:手取り収入が20万円 → 4万円
手取り収入が30万円 → 6万円
封筒などに「貯蓄」と書いて分けておきましょう。
やること3:残りの8割で1ヶ月生活する
貯蓄を引いた残りの8割の金額で1か月生活してみてください。
「家賃(住宅ローン)」や「水道・光熱費」といった、普段は銀行口座引き落としで支払っているため、現金で支払っていない支出があると思います。
こういった支出は、封筒などを用意して、「家賃○○円」「光熱費○○円」など記入して現金を入れてください。
※光熱費に関しては、先月分を参考に同じ金額を入れてください(百円以下切上げ)
「携帯電話料金」や「サブスク代」、「保険料」などクレジットカードで毎月支払っているものも上記と同じように現金を分けておいてください。
(現金で支払っていない支出は、月末にまとめて銀行口座へ預け入れます。)
この1か月間はなるべくクレジットカードでの買い物はしないで、すべて現金で支払ってください。
どうしてもクレジットカードで購入した場合は、「クレジットカード利用分」として、現金を分けておいてください。
やること4:ひと月の支出額を確認する
1ヶ月現金生活をして、ひと月の支出額を把握してみましょう。
ひと月 現金生活でわかること
全ての支出を現金で支払うと何が把握できるかというと、支出のうち「固定費」が把握できるようになります。
「住居費」・・・家賃(住宅ローン)、管理費、駐車場代など
「光熱費」・・・水道代(2か月に1回)、電気代、ガス代
「通信費」・・・自宅ネット回線、携帯電話代、サブスク代など
「保険料」・・・医療保険、生命保険など
「教育費」・・・塾や習い事の月謝など
固定費には毎月支払うものと年額や隔月などまとまって支払うものとがあります。
家計管理はじめの一歩としては、毎月支払うものを把握できれば、十分です。
次のステップで、まとまて支払っている固定費を把握していきましょう。
手取りの8割で生活できた人
手取りの8割で生活できた方は、把握する支出項目を増やしてみましょう。
ひと月目では「住居費」「水道・光熱費」「通信費(サブスクなど)」「保険料」といった毎月ほぼ一定の支出である「固定費」が把握できます。
ふた月目は、固定費に加えて、「食費」を把握してみましょう。
手取りの8割で生活できなかった人
もし、手取りの8割の金額で1ヶ月生活できなかった方は、お金を使いすぎていると認識してください。
まずは、上記にあげた「固定費」を見直すことから始めててください。
・電気会社の見直し
・携帯電話会社を格安SIMに変更
・保険料の見直し
・習い事の精査 など
まとめ
家計管理のはじめの一歩は、収入と支出を把握することです。
特に支出は、実際に現金で財布から出ていかないと実感できないという方が多いと思います。
私もそうでした。
まずは、家計簿をつけたり、節約を意識したりせず、財布に入った現金のみでひと月生活できるか試してみましょう。
現状を把握することが大事です。
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